KING of WAKE

BLOG四方山話

ウェイク系ルアーの王道であり、今でもその価値は変わらないルアー

エスフォー11 110mm 15g


ガマ口系ルアーなのでリップレス系とかポッパーミノーとか色んな呼ばれ方をしていましたが、実際にはポッピングなどで使う事はなかったです

90クラス含めてランカーキャッチは相当数に及びました。

1番印象に残ってる魚は確か今津川のシャローエリア、水深30cm以下のところをテロテロと引いていたエスフォー11に水面爆発で襲い掛かった90半ばのパンパンシーバス。夕マズメの薄明るいタイミングだったので全てが丸見え。背鰭出しながら後方から丸飲みで食ってきました。

90位ならめちゃ釣った中でもこの1本だけは強烈に憶えています。

ちなみに画像探したんですが、あまりに古すぎてどこかのCD(古っ)に入っているので探すのにちょっと時間掛かります・・


水面直下のルアーなので抵抗が少なくフッキング率はかなり悪かったです。その対策に当時のアングラーも色々考えましたが、私はお腹のアイにリングを連結させて対応していました。


特徴的な顔と口です。実はコレにそっくりなルアーがアメリカのメーカーにあります。もう何十年も前のバス用ルアーです。私も好んで使っていたポッパー系ルアーです。ポッパーですがただ巻きで使えば表層をウネウネ泳ぎます。

このルアーの登場で多くのメーカーが似たようなコンセプトのルアーを出していきました。それは今でも続いてますが、ポッパーでも使えますと謳っているのは全てこのエスフォーをオマージュ?しているはずです(笑)

ですがこのエスフォーに関して言えば、これ以降に出てきたルアーとはちょっと異なる点があります。それはビルダーのプライドをくすぐる点です(笑)これが邪魔して?結局このエスフォーを超えるルアーは今も出てきません。

実はUK BWを作る上で、このプライドをくすぐる点を採用するかどうか大いに悩みました。今回の170には採用していませんが、いずれ100mm位の作ってくれってスタッフが言うに決まっているので?その時に採用するかどうか再考します。

ちなみに見た目は似てますが全く異なるルアーで私が個人的に気に入っていたルアーがあります。


それがアイマ社「KomomoⅡ」です。

でもこのルアーってそれほど注目されませんでした。結構良いルアーだったんですけどね。ちょっとイジれば大化けしますよ。

コモモって名作中の名作です。その名前を冠するって事はそれなりの挑戦です。でもコモモとは全くコンセプトが異なるルアーなのに名前だけ使っちゃったっていうダメなケースですね(笑)

気持ちは分かります・・売れたルアーの流れに乗りたい気持ち(笑)

例えば最近だと・・レスポンダーMDとか(笑)めっちゃ反対したんですけどね

なんやねん、ミッドダイバーのレスポンダーって(笑)しかもシンキングだし。

他にも沢山ありますね。◯◯ホニャララって。何度も言いますが気持ちは分かります(笑)

なのでアレのアレは別の違う名前にする予定です!

以上、スタッフ諸君!業務連絡でした(笑)