いよいよ発売に向けてGO!です♪

開発

満を持して・・

いよいよ発売にこぎつけました!

「UK IWASHIWORM」

昨年10月に発売となった「UK SHADWORM」の派生版第1号です!

シーバス用ワームって、やはりまだまだ浸透し切れてないな・・と感じるのは、ワームAが発売されると、その種類を変えたタイプ(テールだけね)やサイズを変えたタイプが追加発売されて行きます。

それはそれで普通の事なんですが、これが浸透し切れていない要因だと思うんです。

だって・・例えばミノーならばスリムがあったりシャロータイプがあったりファット系があったりディープ系etc・・

色んなバージョンがあったりなど、多種多様なラインナップとなります。

なのにワームだけがシャッドテール・・ピンテール・・今後弊社でも展開していく予定の◯◯テール・・結構絞られて来ます。

一つのワームをもっとそれ単体の「アクション」を煮詰めて製品展開って出来ないんだろうか?(やっても売れないからやらないんだろうか?)

そんな疑問がふつふつ湧いてくるんです。

バイブレーションだって「ボトム専用」のまめさんを作った時に、鉄板バイブだけでローテーション出来ないんだろうか?の疑問からスタートしました。

ボトム専用って・・今なら当たり前に浮かぶ発想ですが、当時はかなり画期的なアイデアだったと思います・・。めっちゃ釣れましたしね!

そもそもUK SHADWORMの原点は「プラグのようなワーム」です。

ワームをプラグイメージで作ったらどうなる?が出発点です。

当然の事ながらサイズ展開云々よりも、そのアクションだったり波動だったり・・プラグだと当たり前に浮かぶ発想を「UK SHADWORM」に求めるのは自然な事なんです。

・・・で、スタートした開発ですが「UK SHADWORM」の内空間は1mm以下のクリアランスを求めています。

既存のUK JIGHEADを流用出来る事がマストなので、さあ大変です(笑)

 

まず求めたのが・・

① UK SHADWORMより30%以上のシェイプ
②よりタイトなハイピッチロール
③イワシ型デザイン
④より微波動の後方アクション
⑤UK SHADWORMに口使わない魚へも有効である

元のコンセプトをそのままに、形をイワシへ近づけていく・・

なぜならUK SHADWORMはどちらかと言えば「ハク」「イナ」「ハゼ」系の米を捕食しているシーバスを対象に開発したからです。

なので完全に「イワシ」を捕食しているデイゲーム時に有効無効に「差」を感じ始めた訳です。

UK SHADWORMは「昼」「夜」を選ばないワームにする・・というコンセプトもあったので、必然的に「ハイアピール」を目指しました。

だからこそ・・マイクロベイトやイワシを固定捕食している個体には「釣れるんだけど圧倒的な感じがしない」というレポートをスタッフ達に貰った時にはこの新しいワームのイメージが出来ていたのかもしれません。

「だったらピンテール作れば?」

そうなんです(笑)それが一番簡単です

でもね・・

せっかく「初めてシーバスをワームで釣りましたよ」と言ってくれた多くの(スタッフ含め)UK SHADWORMユーザーの皆さんにはキチンとマルジンが目標とするゴールを感じて欲しい!

なので・・シャッドテール系ワームなのに全く異なるコンセプトワームを提案したい思いで作りました!

UK IWASHIWORM

ジグヘッドは従来品をそのまま使用出来ます!

左がUK SHADWORM 右が UK IWASHIWORM

ワーム単体のウェイト含め、約30%のダイエットに成功しました!ワーム単体で4gほどです。

ちょっとわかりづらいので他色を比べてみます。かなりボリュームダウンしているのが見てわかりますね。でもしっかりとハイピッチロールを継承しています

 

横から見るとこんな感じ。ボディサイズだけでなく、同じシャッドテールなので形状も変えました。顔は見たまま・・カタクチイワシです(笑)

 

正面から見ればより差が際立ちます。まさに「ボラ」と「イワシ」の違いです

 

テールに関しては更にボリュームを抑えました。これはイワシの群れの中で目立ち過ぎないように・・

ハイピッチロールのキモになる根元に関してもUK SHADWORMとは異なる性能をもたせました。それを実現するために、詳細は伏せますが実は硬度なども異なっています。

とにかくタイトに・・より後方波動アクションにを追求!

にも関わらず・・クリアランスを維持出来ました!

 

ピッタリ感は半端なく(笑)狙ってなかった恩恵がここで判明しました。

ダイエットに成功したお陰で飛距離がかなり伸びています(笑)加えて

よりボトムも取りやすくなります(笑)

そりゃそうですよね・・

抵抗が少ないんですから・・。やはりイワシ付きのシーバスって海側のエリアである事が多く、水深も深いので飛距離とレンジの取りやすさは大事。

あくまでも偶然ですが(笑)

めっちゃ良い方向に向いたわけです!

さて・・課題のUK SHADWORMですら反応が渋くなるイワシ付きシーバス、そしてアミパターン?のシーバス達にはどうだったか?

 

ハゼパターンにはUK SHADWORMで、反応が無くなりナイトイワシに切り替わったらUK IWASHIWORMに好反応!

 

狙い通り、UK SHADWORMですら反応が鈍くなってくるシチュエーションで、このUK IWASHIWORMは効果を発揮!

技有り!のルアーの完成を相成った訳です!!

 

マルジンから提案する「異なるシャッドテールワーム」

 

AからBへのざっくりなワームローテーションの時代から、よりセンシティブなワームローテーションを今後も提案して行きます!

 

発売は5月末から6月初旬を予定しています。